窺い見る(読み)うかがいみる

精選版 日本国語大辞典 「窺い見る」の意味・読み・例文・類語

うかがい‐・みるうかがひ‥【窺見・伺見】

  1. 〘 他動詞 マ行上一 〙
  2. ひそかに様子を見る。のぞく。
    1. [初出の実例]「此の人の、牛の行(ゆく)所を見むと思て伺ひ見るに」(出典今昔物語集(1120頃か)五)
  3. 簡単には知ることのできない物事状態などを探り見る。せんさくする。
    1. [初出の実例]「敢へて覬覦(ウカカヒ 見ル)こと无(な)くして、唯だ施奉を修す」(出典:大唐西域記巻十二平安中期点(950頃))
    2. 「サマザマニ セケンヲ vcagaimiru(ウカガイミル)」(出典:日葡辞書(1603‐04))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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