立ているものは親でも使え(読み)たっているものはおやでもつかえ

精選版 日本国語大辞典 の解説

たっ【立】 て いるものは親(おや)でも使(つか)

  1. 急用の時には、すわっている者よりは誰でもいいからそばに立っている者を使った方が手っ取り早い。すわっている者が手近な人に用事を頼むときいうことば。
    1. [初出の実例]「おい、立ってゐる者は親でも使へ」(出典:潮風(1920‐21)〈里見弴〉六)

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