立会場(読み)タチアイジョウ

デジタル大辞泉 「立会場」の意味・読み・例文・類語

たちあい‐じょう〔たちあひヂヤウ〕【立会場】

取引所で、売買取引を行う場所。たちあいば。→場立ち
[補説]日本では、コンピューターシステム化が進んだため廃止されている。

たちあい‐ば〔たちあひ‐〕【立会場】

たちあいじょう(立会場)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「立会場」の意味・読み・例文・類語

たちあい‐じょう たちあひヂャウ【立会場】

〘名〙 証券取引所内で会員(または代理人)が株式の売買取引を行なう場所。
※金(1926)〈宮嶋資夫〉一「嵐のあとのような、立会場(タチアヒヂャウ)を眺めてゐる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の立会場の言及

【証券市場】より

…組織的市場とは,大量の取引を円滑に成立させることをねらいとして,常時規則的に,一定の場所と施設を用いて,一定の人的組織と取引ルールのもとに開かれる取引の場である。証券取引所には立会場と呼ばれるスペースが設けられ,そこで多くの証券会社の売買担当者(場立(ばだち))が売買注文(顧客の注文と自社自身の注文)を執行し,契約を締結する。売買取引の方法には,多くの売買注文を同時に競合させて単一の約定値段を決定し,条件の合致する多くの注文をいっせいにその値段で契約させる方法(集団競争売買)と,条件の合致する売買注文を個別につけ合わせる方法(個別競争売買)がある。…

※「立会場」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android