立屋口留番所(読み)たてやくちどめばんしよ

日本歴史地名大系 「立屋口留番所」の解説

立屋口留番所
たてやくちどめばんしよ

[現在地名]小川村表立屋

椿嶺つばみね村の飛地立屋にあり、寛永二年(一六二五)松代藩設置の番所(上水内郡誌)。「信府統記」に「水内郡ナリ、爰ヨリ戸隠山中、鬼無里ヲ越テ松本領安曇郡千見村等ヘ出ヅ」と記していて、新町しんまち(現信州新町)から安曇あずみ千見せんみ(現美麻村)あるいは竹生たけぶ村を経て鬼無里きなさ村・戸隠とがくし村方面への荷改め・人改めを行った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む