立山火山(読み)たてやまかざん

最新 地学事典 「立山火山」の解説

たてやまかざん
立山火山

Tateyama volcano

富山県東部の立山連峰西斜面にある花崗岩・片麻岩などを基盤とする第四紀の成層火山。気象庁の活火山名は弥陀ヶ原。形成史は初期成層火山体形成,大規模な火砕流噴出,その後の溶岩類の噴出,さらに地獄谷・ミクリガ池爆裂火口と硫気孔活動の4期に分けられる。有史後の活動は地獄谷硫気孔とカルデラ底の立山温泉湧出のみ。山体はカルデラの侵食拡大で中央部が欠如,北部の弥陀ヶ原台地,南部の五色ヶ原台地に二分。溶岩類はカルクアルカリ岩系の(黒雲母)角閃石複輝石安山岩~デイサイト。弥陀ヶ原の北の称名滝は第2期の噴出物である溶結火砕岩層の急崖にかかる。参考文献中野俊ほか(2010) 地質雑,補遺,Vol. 116: 37

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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