デジタル大辞泉プラス 「立岩和紙」の解説 立岩和紙 長野県小県郡長和町の立岩(たていわ)地区で生産される手漉き和紙。地元産のコウゾを使用した丈夫な和紙で、江戸時代に農家の冬の副業として生産が始まったとされる。主に障子紙に用いられ、最盛期には50戸ほどの紙漉き農家があったが、機械化の波に押され衰退。町は1984年に「信州・立岩和紙の里」を建設し、技術の伝承・保存につとめている。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報