立延村(読み)たちのべむら

日本歴史地名大系 「立延村」の解説

立延村
たちのべむら

[現在地名]小川町中延なかのべ

園部そのべ川の左岸に位置し、東北は四箇しか村。中世は宍戸氏の支配下にあった。元禄郷帳に「立延村」とある。江戸時代は旗本領となって、幕末は彦坂・土屋・小野・松平新三郎各氏領が各六六・五石、松平太郎・長田・伊各氏領が各二六・六石余。明治一一年(一八七八)中根四箇村(旧四箇村)と合して中延村となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android