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松平太郎 まつだいら たろう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

松平太郎 まつだいら-たろう

1839-1909 幕末-明治時代の武士,官吏。
天保(てんぽう)10年生まれ。幕臣。鳥羽・伏見の戦いののち主戦派として力をのばし,陸軍奉行並となる。榎本武揚(たけあき)らと蝦夷(えぞ)地(北海道)にわたり,箱館政府副総裁にえらばれ,新政府軍とたたかう。維新後,三潴(みずま)県,外務省などに勤務。明治42年5月24日死去。71歳。名は正親(まさちか)。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

松平太郎

没年:明治42.5.24(1909)
生年:天保10(1839)
幕末の幕臣,陸軍奉行並。本名は正親。明治1(1868)年1月の鳥羽・伏見の戦に敗れて江戸に帰り,陸軍奉行並に任じられた。同年4月,旧幕府軍を率いる大鳥圭介を下野国今市に訪ね,資金を渡して自重を求めた。8月,榎本武揚らと共に軍艦を率いて江戸湾を脱出し,仙台で大鳥らを乗船させ箱館を占領,12月士官以上の投票により副総裁に選出された。翌2年5月政府軍の総攻撃に際し,箱館奪回の隊長として奮戦したが敗退,降伏して榎本らと東京へ送られた。同5年の特赦後2年ほど開拓使に勤務。その後2,3の官職を経て実業を志したが成功しなかった。なお,『江戸時代制度の研究』の著者松平太郎は同名の嗣子である。<参考文献>河野常吉『函館区史』

(長谷川伸三)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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