立替金(読み)たてかえきん

精選版 日本国語大辞典 「立替金」の意味・読み・例文・類語

たてかえ‐きんたてかへ‥【立替金】

  1. 〘 名詞 〙 他人のために立て替えた金銭
    1. [初出の実例]「裁判費用(国庫の立替金を包含す)を済清することの仮免除」(出典:民事訴訟法(明治二三年)(1890)九七条)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の立替金の言及

【貸付金】より

…貸付銀ともいい,正しくは御貸付金という。〈貸付金〉は利殖を目的としているが,幕府貸出金のうちには,このほか幕府が純粋に救済を目的として恩貸した〈拝借金〉と,不時の立替えを幕府が行う〈立替金〉とがあった。これら3種の貸出金はその目的からいって,貸付金は利付貸し,拝借金と立替金とは無利息貸しを原則とした。…

※「立替金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android