立礼式(読み)りゅうれいしき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「立礼式」の意味・わかりやすい解説

立礼式
りゅうれいしき

茶道方式の一つで,テーブル椅子を用いて茶をたてる椅子点前 (てまえ) 。略して立礼ともいう。明治4 (1871) 年に京都で開催された第1回京都博覧会の際,裏千家 11世玄々斎宗室が,外人客用に腰掛けて茶を飲めるようにと試みたのが始りという。各流派によって若干相違はあるが,茶道具ほか,特に立礼用としては点茶盤 (点前台) ,喫架 (卓子) ,円椅 (腰掛) などが必要である。

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