立舞(読み)たちまい

精選版 日本国語大辞典 「立舞」の意味・読み・例文・類語

たち‐まい‥まひ【立舞】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 立って舞うこと。また、その舞。
    1. [初出の実例]「建久三年花厳会式〈略〉建舞 入調等也」(出典:東大寺続要録(1281‐1300頃)諸会篇本)
    2. 「立ちまひこうた三味線などをいたさせ」(出典:仮名草子・可笑記(1642)三)
  3. 日常の行動。たちいふるまい。
    1. [初出の実例]「朝な夕なの立まひに、御衣の袂に触れ給ふ」(出典:仮名草子・竹斎(1621‐23)上)
  4. 物事に対応する行為。ふるまい。
    1. [初出の実例]「立まひあしくて盗人に疵つけられたるは」(出典:読本・春雨物語(1808)樊噲下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android