立蓮寺(読み)りゆうれんじ

日本歴史地名大系 「立蓮寺」の解説

立蓮寺
りゆうれんじ

[現在地名]新穂村北方

井内いないの入口近くにある。真宗大谷派、宝池山と号する。天正八年(一五八〇)開基と伝えるが、もと栗野江くりのえ(現畑野町)にあって賀茂神社別当をつとめたといわれる。「佐渡国寺社境内案内帳」に記す略縁起には、元亨三年(一三二三)覚如の弟子宝池房円教を開山とし、天正年中に教願により中興とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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