立蓮寺(読み)りゆうれんじ

日本歴史地名大系 「立蓮寺」の解説

立蓮寺
りゆうれんじ

[現在地名]新穂村北方

井内いないの入口近くにある。真宗大谷派、宝池山と号する。天正八年(一五八〇)開基と伝えるが、もと栗野江くりのえ(現畑野町)にあって賀茂神社別当をつとめたといわれる。「佐渡国寺社境内案内帳」に記す略縁起には、元亨三年(一三二三)覚如の弟子宝池房円教を開山とし、天正年中に教願により中興とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 檀徒 当地 クリ

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android