立錐(読み)リッスイ

デジタル大辞泉 「立錐」の意味・読み・例文・類語

りっ‐すい【立×錐】

きりを立てること。

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精選版 日本国語大辞典 「立錐」の意味・読み・例文・類語

りっ‐すい【立錐】

  1. 〘 名詞 〙(きり)を立てること。狭い土地のたとえ。
    1. [初出の実例]「六十余州の内に立錐ばかりの地も軍兵に行はる可き闕所はなし」(出典:内閣文庫本読史余論(1712)下)
    2. [その他の文献]〔曹冏‐六代論〕

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普及版 字通 「立錐」の読み・字形・画数・意味

【立錐】りつすい

錐先の立つほどの狭いところ。〔後漢書、郭丹伝〕君に四子るも、立錐の地無し。奉祿を餘して、以て餘世の業を爲すべしと。(曰く、吾(われ)位に大臣に備はりて、財をへ利を求めば、何を以てか後世に示さん。

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