竜蟠虎踞(読み)リュウバンコキョ

デジタル大辞泉 「竜蟠虎踞」の意味・読み・例文・類語

りゅうばん‐こきょ【竜×蟠虎×踞】

《竜がわだかまり、虎がうずくまる意》
ある地所根拠地にして威勢を振るうこと。
海宇に―するも」〈吉岡徳明・開化本論〉
地勢要害堅固なこと。

りょうばん‐こきょ【×蟠虎×踞】

りゅうばんこきょ(竜蟠虎踞)

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四字熟語を知る辞典 「竜蟠虎踞」の解説

竜蟠虎踞

竜がとぐろを巻き、虎がうずくまるように、ある場所を根拠地として威勢を振るうこと。

[活用] ―する。

[使用例] 関西大地主として、摂播の間に竜蟠虎踞するの伊藤家を作り出した所以であろう[留岡幸助*神の委托事業|1910]

[解説] 「蟠」はとぐろをまくこと。「踞」はうずくまること。

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