20世紀日本人名事典 「竹中繁」の解説
竹中 繁
タケナカ シゲ
明治〜昭和期のジャーナリスト 元・朝日新聞記者。
- 生年
- 明治8年11月1日(1875年)
- 没年
- 昭和43(1968)年10月29日
- 出生地
- 東京・神田淡路町
- 本名
- 竹中 シケ
- 別名
- 別名=竹中 繁子(タケナカ シゲコ)
- 学歴〔年〕
- 女子学院高等部〔明治28年〕卒
- 経歴
- 司法省の役人だった父の方針で、早くから英語教育を受ける。明治44年東京朝日新聞に同社初の女性記者として入社。通報員として学芸部で主に女性問題を担当。昭和5年退社。一方、婦人運動家の市川房枝と親交を結び、大正9年市川、平塚明子、奥むめおが発起人となった結成した新婦人協会の初会合にも出席。以後市川の活動に多大の支援を続けた。中国の女性解放運動にも詳しく、中国留学生の世話もした。遺言により遺産は老人福祉のための基金に。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報