竹本綱大夫(読み)たけもと つなたゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹本綱大夫」の解説

竹本綱大夫(8代) たけもと-つなたゆう

1904-1969 大正-昭和時代の浄瑠璃(じょうるり)太夫
明治37年1月3日生まれ。2代豊竹古靱太夫(こうつぼだゆう)(のち豊竹山城少掾)に入門。昭和13年4代竹本織太夫を襲名。22年8代竹本綱大夫を襲名。30年人間国宝。44年芸術院会員。相三味線は10代竹沢弥七。昭和44年1月3日死去。65歳。大阪出身。本名は生田巌(いわお)。初名は豊竹つばめ太夫。

竹本綱大夫(9代) たけもと-つなたゆう

竹本源大夫(たけもと-げんだゆう)(9代)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「竹本綱大夫」の意味・わかりやすい解説

竹本綱大夫(8世)
たけもとつなだゆう[はっせい]

[生]1904
[没]1969
義太夫節の太夫。山城少掾の門人で,竹本つばめ太夫,竹本織太夫を経て,1947年 8世襲名。師写しの芸で,重要無形文化財保持者(人間国宝),日本芸術院会員になった。第2次世界大戦後を代表する太夫。

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