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相三味線 あいじゃみせん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

相三味線
あいじゃみせん

「合三味線」とも書く。義太夫節などで特定の一人の太夫伴奏をする三味線弾きをいう。舞台上の夫婦のようなもので,決められたら盃をかわし,原則としてその太夫のみの伴奏をする。両者の呼吸が完全に一致するには5年はかかるという。寛延頃 (18世紀中頃) 大西藤蔵が2世政太夫の相三味線をつとめたという記録が古い。

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デジタル大辞泉の解説

あい‐じゃみせん〔あひ‐〕【相三味線/合三味線】

浄瑠璃・長唄などで、ある一人の太夫や唄方(うたかた)といつも組んで演奏する三味線奏者。あいさみせん。

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世界大百科事典内の相三味線の言及

【合方】より

…相手役,相手方をいう場合と,楽曲あるいは楽曲部分の分類名として用いる場合とがある。まず歌舞伎舞踊では,2人以上で踊る場合の相手役,とくに主役から見た準主役を相方といい,浄瑠璃などの三味線音楽では,太夫と恒常的に組んで演奏する三味線弾きを相三味線または相方と称する。歌舞伎の黒御簾(くろみす)音楽(下座(げざ)音楽)では,俳優の登退場や演技に合わせて演奏する三味線音楽のうち唄を伴わないもの(鳴物は有無両様)を合方,または相方という。…

※「相三味線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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