竹村俊郎(読み)タケムラ トシオ

20世紀日本人名事典 「竹村俊郎」の解説

竹村 俊郎
タケムラ トシオ

大正・昭和期の詩人



生年
明治29(1896)年1月3日

没年
昭和19(1944)年8月17日

出生地
山形県北村山郡大倉村

学歴〔年〕
山形中学卒

経歴
早くから「地上巡礼」「アルス」などに短歌を投稿し、大正8年処女詩集「葦茂る」を刊行。11年から14年にかけて外遊し、おもにロンドン滞在。昭和14年に帰村し、没するまで大倉村長をつとめる。他の詩集に「鴉の歌」「麁草(あらくさ)」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹村俊郎」の解説

竹村俊郎 たけむら-としお

1896-1944 大正-昭和時代前期の詩人。
明治29年1月3日生まれ。萩原朔太郎(さくたろう),室生犀星(むろう-さいせい)らの「感情」にくわわり,大正8年「葦茂る」をだす。英仏に遊学後,「十三月」「鴉(からす)の歌」「旅人(りょじん)」などを刊行。この間の昭和14年郷里山形県にかえり,大倉村村長をつとめた。昭和19年8月17日死去。49歳。山形中学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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