竹流(読み)たけながし

精選版 日本国語大辞典 「竹流」の意味・読み・例文・類語

たけ‐ながし【竹流】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 砂金などを沈殿させ、選別するために竹の樋に水を流すこと。
    1. [初出の実例]「ぎんずるぎんずるずらずらずっと竹流(タケナガ)し」(出典:歌謡・落葉集(1704)四・金山まぶ踊)
  3. たけながしきん(竹流金)」の略。
    1. [初出の実例]「秀頼、諸国之らう人をかかへ、ふんどうをくづして、竹をわりて、それへいながして、竹ながしと名付けて」(出典:三河物語(1626頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む