竹貫城跡(読み)たかぬきじようあと

日本歴史地名大系 「竹貫城跡」の解説

竹貫城跡
たかぬきじようあと

[現在地名]日高町竹貫

竹貫集落北東、水生みずのお城跡から尾根続きに約四四〇メートル離れた標高一九三・二メートルに位置。主郭は東西約八五メートル・南北約三〇メートルと長大な曲輪で、虎口は西側に二つの坂虎口、東側に土塁をもつ外枡形虎口が構築されている。その外枡形虎口の西側にも長い曲輪(東西約五〇メートル・南北約二〇メートル)があり、その南側の中ほどに内枡形虎口が掘込まれている。また主郭の南尾根には、二段の曲輪(一五×一〇メートル、一五×四五メートル)が配置されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android