竹野浦河内(読み)たけのうらごうち

日本歴史地名大系 「竹野浦河内」の解説

竹野浦河内
たけのうらごうち

[現在地名]蒲江町竹野浦河内

楠本くすもと浦の南東入津にゆうづ湾南部の河内湾に面し、惣名入津浦の内。本村のほか後背山地を越した元猿もとさる湾に面した元猿・高山たかやま集落からなる。竹浦河内・竹之浦河内とも記す。慶長六年(一六〇一)竹野浦組差出帳(佐伯藩政史料)に「竹浦河内」とみえ、高一九石余、名請人として六郎左衛門がみえる。正保郷帳に竹野河内とみえ、田高七石余・畑高一四石余入津郷に属した。元禄見稲簿によれば下浦しもうら村の内で無高。旧高旧領取調帳では高九八石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android