笈日記(読み)オイニッキ

デジタル大辞泉 「笈日記」の意味・読み・例文・類語

おいにっき〔おひニツキ〕【笈日記】

江戸中期の俳書。3冊。各務支考かがみしこう編。元禄8年(1695)成立。東海近畿蕉門の発句700余句などを収めるが、特に芭蕉終焉しゅうえん記事詳しい

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精選版 日本国語大辞典 「笈日記」の意味・読み・例文・類語

おいにっきおひニッキ【笈日記】

  1. 江戸前期の俳書。三冊。支考編。元祿八年(一六九五)刊。芭蕉が遊歴した地方、おもに東海、近畿の蕉門の発句七〇〇余句その他を収める。特に芭蕉病死前後の記事は詳しく、貴重な資料とされる。

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