東海(読み)トウカイ

デジタル大辞泉の解説

とう‐かい【東海】

東の方の海。

東海地方。
東海道」の略。
日本異称
愛知県、知多半島西岸の市。名古屋の南に接し、臨海埋め立て地重化学工業を中心とする工業地帯を形成。人口10.8万(2010)。
茨城県北東部、那珂(なか)郡の村。日本原子力研究開発機構の本部・原子力発電所がある。
中国で、東シナ海

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百科事典マイペディアの解説

東海【とうかい】

韓国,江原道東海岸の鉱工業都市。韓国最大の炭鉱地帯,太白山脈中の太白山地域を背後に擁し,石炭,セメント,鉄材などの諸工業が発達。南に隣接する三陟(さんちょく)とともに江原道随一の工業地帯を形成する。市内の墨湖港は漁業や海外貿易の拠点。かつては交通の便に恵まれなかったが,嶺東高速道路の開通(1976年)でソウルとの距離が3時間あまりも短縮された。近郊には五十川渓谷,北坪海水浴場などの観光地もある。9万3000人(2005)。
→関連項目江原道

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションの解説

とうかい【東海】

茨城の日本酒。酒名は、朝日が昇る東の海を意味し、その昇天の勢いにあやかり命名大吟醸酒、吟醸酒、純米酒、普通酒などがある。蔵元の「武藤酒類醸造」は文政2年(1819)創業所在地は笠間市笠間。

とうかい【東海】

長崎の麦焼酎。原料は麦、麦麹。アルコール度数25%、35%。蔵元の「永田酒造場」は昭和8年(1933)創業。所在地は南島原市西有家町須川

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世界大百科事典 第2版の解説

とうかい【東海 Tonghae】

韓国,江原道東海岸の都市。人口9万5485(1995)。〈東海〉は日本海をさす朝鮮での呼称でもある。韓国最大の炭鉱地帯,太白山脈中の太白山地域を背景に,石炭,セメント,鉄材などの諸工業が発達し,1980年に市に昇格した。南に隣接する三陟(さんちよく)とともに江原道随一の工業地帯となっており,自然資源の豊富な太白山地開発の拠点である。市域は大きく北坪と墨湖の2地区に分かれ,前者は太白山脈以西と三陟,三和など沿岸工業地帯や太白山地をつなぐ要地であり,墨湖は日本海漁業や海外貿易の基地である墨湖港を中心としている。

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大辞林 第三版の解説

とうかい【東海】

東の方にある海。東方の海。
◇ 日本国の異名。
◇ 「東海道」の略。
◇ 中国、浙江省・福建省の海岸地帯。

とうかい【東海】

茨城県東部、太平洋に臨む村。日本原子力研究所・原子力発電所など原子力関連施設が多くある。
愛知県、知多半島西岸の市。名古屋市の南に接し、工業・住宅地として発達。臨海部の埋め立て地に製鉄・金属・重化学などの工業地帯を形成。

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精選版 日本国語大辞典の解説

とう‐かい【東海】

[1] 〘名〙 東の方の海。東方の海。
※経国集(827)一・和石上卿小山賦〈賀陽豊年〉「東海之肥遁、恨北山之隠淪
一握の砂(1910)〈石川啄木〉我を愛する歌「東海(トウカイ)の小島の磯の白砂に われ泣きぬれて 蟹とたはむる」 〔孟子‐離婁上〕
[2]
[一] (東方の海上にある国の意から) 日本国の異称。東海姫氏国。
※米沢本沙石集(1283)五末「彼東海(トウカイ)の人因果をしらず、仏法をきかず、生を殺して食とし、生を殺して衣とす」
※平家(13C前)五「此人々は九重の都をたって、千里の東海におもむき給ふ」
[三] 茨城県北東部の地名。日本三大虚空蔵の一つ、村松虚空蔵や、昭和三一年(一九五六)開設の日本原子力研究所など多くの原子力施設があることで知られる。東海村。
[四] 愛知県西部の地名。知多半島基部の西側にあり、伊勢湾に面する。重化学工業が立地し、名古屋南部臨海工業地域の一部を形成している。昭和四四年(一九六九)市制。
[五] 中国で、東シナ海をいう。トンハイ。

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