笊法(読み)ザルホウ

デジタル大辞泉 「笊法」の意味・読み・例文・類語

ざる‐ほう〔‐ハフ〕【×笊法】

笊の目のように粗く、抜け道がたくさんある不備な法律

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精選版 日本国語大辞典 「笊法」の意味・読み・例文・類語

ざる‐ほう‥ハフ【笊法】

  1. 〘 名詞 〙 笊の目のように、あらく不備な点がある法律をいう俗語。その運用面に抜け道のあることをたとえていう。
    1. [初出の実例]「『売春法の実施で』……喜んではいけない。大事な〝防止〟の二字が落ちている。ザル法だけのことはある」(出典:校正おそるべし(1959)〈加藤康司〉直せども直せども)

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