笊法(読み)ザルホウ

精選版 日本国語大辞典 「笊法」の意味・読み・例文・類語

ざる‐ほう‥ハフ【笊法】

  1. 〘 名詞 〙 笊の目のように、あらく不備な点がある法律をいう俗語。その運用面に抜け道のあることをたとえていう。
    1. [初出の実例]「『売春法の実施で』……喜んではいけない。大事な〝防止〟の二字が落ちている。ザル法だけのことはある」(出典:校正おそるべし(1959)〈加藤康司〉直せども直せども)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む