笊籬屋敷村(読み)ざるやしきむら

日本歴史地名大系 「笊籬屋敷村」の解説

笊籬屋敷村
ざるやしきむら

[現在地名]会津坂下町八日沢ようかざわ

みや(鶴沼川)左岸にあり、北は大口おおくち村、西は蛙田かえるだ村。かつて高寺たかてら山で古代仏教が繁栄した頃、ザルを作って納めたため笊籬屋敷村と称し、のち猿屋敷村と記すようになり、寛文年中(一六六一―七三)旧名に復したという(新編会津風土記)。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録に座留屋敷とあり、高一二五石余で、「此内卅六石一斗七升川ヲシ荒」と注記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む