わらい‐た・てるわらひ‥【笑立】
- [ 1 ] 〘 自動詞 タ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]わらひた・つ 〘 自動詞 タ行下二段活用 〙 さかんに笑う。しきりに笑う。- [初出の実例]「いつも反身になって、大きな腹をつき出して太い声で笑(ワラ)ひ立(タ)てる栗田」(出典:金(1926)〈宮嶋資夫〉二五)
- [ 2 ] 〘 他動詞 タ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]わらひた・つ 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙 さかんにあざける。また、ある人をまわりの者みんなで嘲笑する。- [初出の実例]「わらひたてられたる程だに過ぎぬれば、宮仕しつきぬる物なり」(出典:落窪物語(10C後)二)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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