デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「笠倉屋平十郎」の解説 笠倉屋平十郎 かさくらや-へいじゅうろう ?-? 江戸時代中期-後期の商人。江戸の札差。十八大通(だいつう)のひとり。所蔵の金貨に平の字を刻印し,これは平十郎小判とよばれ,世にもてはやされた。寛政元年(1789)の棄捐(きえん)令で債権を放棄,以後経営は悪化したらしく,8年札差株を他にゆずり,名題(なだい)はたえた。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by