第6次雇用対策基本計画(読み)だいろくじこようたいさくきほんけいかく(その他表記)The 6th Basic Employment Measures Plan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「第6次雇用対策基本計画」の意味・わかりやすい解説

第6次雇用対策基本計画
だいろくじこようたいさくきほんけいかく
The 6th Basic Employment Measures Plan

雇用対策基本計画は,雇用対策法に基づいて策定される計画で,1988年6月に閣議決定され,計画期間は 88~92年度の5ヵ年となっている。第6次基本計画は,構造調整期において雇用の安定を確保し,これを基盤としたゆとりある職業生活の実現を目指すことを課題としており,92年度の完全失業率を 2.5%程度とすることを目安に,できるかぎり低くするよう努めるとしている。そのほかに雇用対策の基本的事項として,経済構造転換の下における雇用の安定,国際化の進展と外国人労働者問題への対応,高齢化社会の到来への対応,女子労働者の増大への対応,労働時間の短縮 (計画期間中に年間総労働時間を 1800時間程度) を盛り込んでいる。

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