笹野才蔵(読み)ささのさいぞう

精選版 日本国語大辞典 「笹野才蔵」の意味・読み・例文・類語

ささの‐さいぞう‥サイザウ【笹野才蔵】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 疱瘡呪符として宿札(やどふだ)に書く名。
    1. [初出の実例]「のり懸て越す山は疱瘡 宿札は笹の才蔵とうたれたり〈如雲〉」(出典:俳諧・二葉集(1679))
  3. 福岡市博多、および宮崎県佐土原から産する裃姿の猿の土人形。佐土原産のものは疱瘡除(ほうそうよけ)として神棚にまつる。また、博多地方ではこの像を印刷した紙を家の出入口にはって疱瘡除、麻疹除などのまじないとする。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む