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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…位置運動に関しては,自然運動と強制運動が区別される。前者は,その運動体の本性に従って起こるものであり,完全さをその本性とする天体の世界にあっては,位置運動としてただ一つ許された等速円運動がそれであった。また,不完全さを宿命とする月下界にあっては,その世界を構成する土,水,空気,火がもつ本性(前3者は〈中心に向かう〉傾向,後1者は〈中心から離れる〉傾向)に従った垂直落下(もしくは垂直上昇)が自然運動である。…
…速さが一定でも,円運動では速度の方向が絶えず変化するので加速度が存在する。円の半径をR,速さをVとすると,等速円運動の加速度はつねに円の中心に向かい,その大きさはV2/Rに等しい。この加速度を与え続けて,質量mの物体に上記の等速円運動をさせるためには,中心へ向かう,大きさmV2/Rの力が必要である。…
※「等速円運動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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