筋疾患とは(読み)きんしっかん(ミオパチー)とは(その他表記)Myopathy

六訂版 家庭医学大全科 「筋疾患とは」の解説

筋疾患(ミオパチー)とは
きんしっかん(ミオパチー)とは
Myopathy
(脳・神経・筋の病気)

どんな病気か

 ミオパチーとは筋肉病という意味です。筋の力がない、やせてくるなどの症状があって、神経が障害されていなければミオパチーと考えます。たくさんの疾患が含まれていて、代表的なものは筋ジストロフィーですが、これについてはあとで説明しますので、ここではその他のミオパチーについて説明します。

石原 傳幸

出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報

内科学 第10版 「筋疾患とは」の解説

筋疾患とは(筋疾患の分類)

(1)筋疾患とは
 筋疾患(ミオパチー,myopathy)とは,病変の主座骨格筋にある疾患のことであり,主症状は筋力低下/筋萎縮ないしミオトニアである.神経系,骨格筋系以外のものを含む多系統にわたる症候群の1つとして筋症状が現れる場合と,骨格筋にほぼ症状が限局する場合がある.遺伝性筋疾患の多くは後者であり,一次性筋疾患とよばれる.[清水輝夫]

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