筒落(読み)ツツオ

デジタル大辞泉 「筒落」の意味・読み・例文・類語

つつ‐お【筒落】

筒落米つつおごめ」の略。
旦那身上しんしゃう一年千両、二千両は―でもあること」〈浄・淀鯉

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精選版 日本国語大辞典 「筒落」の意味・読み・例文・類語

つつ‐お【筒落】

  1. 〘 名詞 〙
  2. つつおごめ(筒落米)」の略。
    1. [初出の実例]「つつををのみぞかきあつめける すみよしのかみの御名やしるすらん〈吉成〉」(出典:俳諧・新続犬筑波集(1660)五)
  3. つつおぼうき(筒落箒)」の略。
    1. [初出の実例]「身過にかかるすいのふの露〈宗恭〉 つつをはき浮世をわたる厂の声〈西花〉」(出典:俳諧・天満千句(1676)二)

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