筒金町(読み)つつがねちよう

日本歴史地名大系 「筒金町」の解説

筒金町
つつがねちよう

下京区東洞院通上珠数屋町下ル

南北に通る東洞院ひがしのとういん(旧東洞院大路)を挟む両側町。

平安京の条坊では左京七条四坊一保二町西南隅及び七条三坊四保一五町東南隅の地。平安中期以降は七条坊門東洞院大路にあたる。

慶長七年(一六〇二)、東本願寺領となり、寺内町の形成に伴い、同地一帯の市街地化が始まった。寛永一四年(一六三七)洛中絵図町名はないが、「町地」と記される。承応二年(一六五三)新改洛陽並洛外之図には「とんだ丁」と記されるが、以後の中井家系の絵図には「筒金町」とあり、この表記は現在まで続く。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む