箕瀬(読み)みのぜ

日本歴史地名大系 「箕瀬」の解説

箕瀬
みのぜ

[現在地名]飯田市箕瀬町

上飯田かみいいだ村の東端に位置し、飯田町に接する。南は段丘下にまつ川が流れる。箕瀬は上飯田村の在郷町で、「飯田万年記」に

<資料は省略されています>

とみえ、飯田城の拡張に伴って徐々に町家が形成された様子がわかる。同書に文政六年(一八二三)「十二月廿二日夜ミノセ髪結所ヨリ出火十三町不残類焼堀端キコク垣焼ル類焼ノ者御救トシテ夫々被下モノ有之別ニ上ニ記」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android