算木餠(読み)さんぎもち

精選版 日本国語大辞典 「算木餠」の意味・読み・例文・類語

さんぎ‐もち【算木餠】

  1. 〘 名詞 〙 易で用いる算木の形に切ったもち。算餠。
    1. [初出の実例]「清明が滝のつららやさんぎ餠〈成之〉」(出典:吉野山独案内(1671)五)

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世界大百科事典(旧版)内の算木餠の言及

【塩釜】より

…宮城県塩竈(しおがま)神社の祭神シオツチノオジにちなむものといい,塩釜市や仙台市の名物になっている。易に使う算木のように切れ目を入れるところから,かつては算木菓子,算木餅とも呼ばれた。はじめは《御前菓子秘伝抄》(1718)の〈さんきもち〉のように材料を合わせて蒸したと思われるが,やがて《菓子話船橋》(1841)に見られるように現在と同じ製法のものになった。…

※「算木餠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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