算測(読み)さんそく

精選版 日本国語大辞典 「算測」の意味・読み・例文・類語

さん‐そく【算測】

  1. 〘 名詞 〙 数量をかぞえはかること。測定すること。また、比喩的に、ある物事から推測すること。
    1. [初出の実例]「且つ三十六丁は算測甚だ難き故、英国海里法〈略〉御採用か」(出典:公議所日誌‐六・明治二年(1869)四月)
    2. 「かれは自分のおよそ中世的な殉死という死がどのような警世的効果をもつかを、〈略〉十分に算測することができた」(出典:殉死(1967)〈司馬遼太郎〉腹を切ること)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android