算者(読み)サンジャ

デジタル大辞泉 「算者」の意味・読み・例文・類語

さん‐じゃ【算者】

《「さんしゃ」とも》算術にすぐれた人。
年波のせはしき世の事、―もこれをつもれり」〈浮・永代蔵・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「算者」の意味・読み・例文・類語

さん‐しゃ【算者】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「さんじゃ」とも ) 計算のたっしゃな人。算術の達人算師
    1. [初出の実例]「扨も扨も、こなたは殊の外の算者で御座る」(出典:虎寛本狂言・賽の目(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む