管理国家(読み)かんりこっか

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「管理国家」の意味・わかりやすい解説

管理国家
かんりこっか

産業化やコミュニケーション手段の発達結果成立した大衆社会において,孤独な,あるいは孤立した大衆マス・メディアや諸組織を通じてエリート操作,管理する形をとった国家国民の政治的自発性はまったく摘み取られる。 G.オーウェルの『1984年』が描く国家はその典型である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む