精選版 日本国語大辞典 「箸訛」の意味・読み・例文・類語 はし‐なまり【箸訛】 〘 名詞 〙① 饗応の席などで一つの菜(さい)をいつまでも食べて椀と箸を手離さないこと。〔随筆・貞丈雑記(1784頃)〕② 食事のとき、迷ってあれこれと菜に箸を向けること。無作法とされる。迷い箸。[初出の実例]「ぜんこし、さいこし。采(さい)のさい、はしなまりと云も、をなじ心へと也」(出典:仮名草子・悔草(1647)中) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例