簀掻(読み)すがき

精選版 日本国語大辞典 「簀掻」の意味・読み・例文・類語

す‐がき【簀掻】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 床を竹や葦(あし)などの簀子(すのこ)で張ること。また、その床。和歌では閨(ねや)のものとしてよまれることが多い。簀懸け。
    1. [初出の実例]「神祭る冬はなかばになりにけりあねこがねやにすがき折り敷く」(出典:為相本曾丹集(11C初か))
  3. 魚をとるための竹でつくった簀(す)
    1. [初出の実例]「ささきつきすがきさほせりはるごとにえりさすたみのしわざならしも」(出典:曾丹集(11C初か))

す‐がけ【簀掻】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「すがき(簀掻)」の変化した語か ) 床下(ゆかした)をいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む