簀板(読み)スイタ

デジタル大辞泉 「簀板」の意味・読み・例文・類語

す‐いた【×簀板】

船の底に敷く、竹または木製の簀の子状の板。簀縁すべり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「簀板」の意味・読み・例文・類語

す‐いた【簀板】

〘名〙 和船船底に敷く簀の子状の板。客や積荷淦水(あかみず)などで濡れるのを防ぐため、船底にホテ(荷鋪ともいう)を敷いて適当な隙間をつくり、その上に平らにおく板で、荷船用は竹製、川船などの客船用は木でつくる。簀縁(すべり)
※北野天満宮目代日記‐目代昭世日記・天正一五年(1587)正月二一日「す板は養命坊のなり、助兵衛殿より御かり候」

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