簾越(読み)すだれごし

精選版 日本国語大辞典 「簾越」の意味・読み・例文・類語

すだれ‐ごし【簾越】

  1. 〘 名詞 〙 何かが行なわれる時に、すだれを間にはさんでいること。すだれを隔ててものを見たり人に会ったりなどすること。すごし。
    1. [初出の実例]「実明の朝臣、詣で来たりければ、すだれごしにすゑて物語し侍りけるに」(出典:拾遺和歌集(1005‐07頃か)恋三・八九七・詞書)

す‐ごし【簾越】

  1. 〘 名詞 〙 簾を隔てていること。簾を隔てて、会ったり話したりすること。すだれごし。
    1. [初出の実例]「あらかりし浪の心はつらけれとすこしによせしこゑそこひしき〈藤原守正〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)恋三・七四七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む