米ノ津川(読み)こめのつがわ

日本歴史地名大系 「米ノ津川」の解説

米ノ津川
こめのつがわ

正式な名称は米ノ津川であるが、一般には市街北西部の春日かすが橋辺りまでを広瀬ひろせ川、同所から下流を米ノ津川といい、古くは出水川ともいった(三国名勝図会)矢筈やはず岳山系朝日あさひ岳の西面に源を発し、市域の中央をほぼ西に流れ、市街中心部からは流れを北西、北に変えて米ノ津町と住吉すみよし町の境界で八代海に注ぐ。総延長約二八キロ、流域面積二〇〇・五平方キロ、北薩有数の川である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android