米保守思想の専門誌

共同通信ニュース用語解説 「米保守思想の専門誌」の解説

米保守思想の専門誌

米国では政治専門誌が保守思想の構築に大きな役割を果たし、共和党選挙運動や政策立案にも影響力を持ってきた。代表格は1955年創刊の「ナショナル・レビュー」で、キリスト教の精神を重んじる伝統主義、完全な自由競争や小さな政府を唱えるリバタリアニズムなどに分かれていた保守思想を束ね、政治運動の本格化につなげた。ほかにも、ネオコンサーバティズム(新保守主義)の潮流を作った「パブリック・インタレスト」(65~2005年)や、改革派保守の「ナショナル・アフェアーズ」(09年創刊)などがある。(ワシントン共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android