米田町(読み)よねだまち

日本歴史地名大系 「米田町」の解説

米田町
よねだまち

[現在地名]姫路市米田町・博労町ばくろうまち

姫路城南西、船場せんば川の西に位置する町人町。博労町の北に続く南北の町筋。町名米屋町であったことによる(大正八年刊「姫路市史」)。慶長六年(一六〇一)の町割で成立。「村翁夜話集」によると初めは「瓦屋町」で、慶安二年―寛文七年(一六四九―六七)の侍屋敷新絵図に「かハら町」、寛文七年―天和二年(一六六七―八二)の姫路城下図にも「かわら町」とみえる。天和二年―宝永元年(一六八二―一七〇四)の姫路図には米田町とあり、この間に町名が変更された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android