米粒馬肥やし(読み)こめつぶうまごやし

精選版 日本国語大辞典 「米粒馬肥やし」の意味・読み・例文・類語

こめつぶ‐うまごやし【米粒馬肥・米粒首蓿】

  1. 〘 名詞 〙 マメ科の一~二年草。ヨーロッパ原産で、江戸時代に渡来した。その後、各地の原野に帰化し、緑肥牧草にもされる。茎は長く地をはって斜上し、高さ一〇~六〇センチメートルになる。全体に細毛がある。葉は三出複葉。小葉は広楕円形で縁に細かい鋸歯(きょし)がある。春、葉腋(ようえき)花柄をのばし淡黄色の蝶(ちょう)形花を多数つける。果実はらせん状に巻き腎臓形で黒熟する。こめつぶまごやし。からはなうまごやし。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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