米連邦最高裁の仕組み

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米連邦最高裁の仕組み

首都ワシントンにある米連邦最高裁は、長官と8人の判事の計9人の裁判官で構成され、弾劾されたり自ら辞任したりしない限り、任期は無期限。昨年2月にスカリア判事が死去し、後任の人事承認が進んでいないため現在、1人欠員状態。現役の8人の判事の政治的立場は保守派とリベラル派が4人ずつとみられており、今回の高裁判断に対し政府が最高裁に上告した場合も、判断が半数ずつに割れる可能性が取りざたされている。この場合、高裁判断が最終的な結論となり、大統領令の差し止めが確定することになる。昨年6月にはオバマ前政権の移民制度改革を巡る訴訟で、実際に最高裁判断が4対4で拮抗きっこうしたため下級審の判断が確定。改革が頓挫した。(共同)

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