粉ふるい(読み)こなふるい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「粉ふるい」の意味・わかりやすい解説

粉ふるい
こなふるい

小麦粉などの粉をふるうための器具。粉はふるうことにより、固まりをなくしたり、ベーキングパウダーなどの他の粉とも均一に混ぜることができる。また、粉全体が空気を含んでふんわりとする。木の曲物(まげもの)や金属枠にネットを張った漉し器状のもの、ハンドルを回転させながらふるうもの、柄につけたバネを片手で軽く握るだけで粉をふるえるものなどがある。

河野友美大滝 緑]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android