最新 地学事典 「粉状化」の解説
ふんじょうか
粉状化
pulverization
地震時の高速すべりの際に主断層の周囲に生じ,断層ダメージゾーン形成の主要因と考えられている,岩石の破壊による細粒化現象。粉状化した岩石では,鉱物粒子はもとのサイズから著しく細粒化しているが,割れ目に沿ってのずれ変位はほとんど認められず,もとの鉱物粒子の外形が保存されていることが特徴(ジグソーパズル構造)。日本では有馬-高槻構造線に沿う粉状化した岩石が有名(T. M. Mitchell et al., 2011)。参考文献:T. M. Mitchell et al., (2011) Earth Planet. Sci. Lett., Vol. 308:284
執筆者:竹下 徹
参照項目:断層ダメージゾーン
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

