(読み)ハク

デジタル大辞泉 「粕」の意味・読み・例文・類語

はく【粕】[漢字項目]

[音]ハク(呉)(漢) [訓]かす
酒のしぼりかす。残りかす。「糟粕そうはく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「粕」の読み・字形・画数・意味


11画

[字音] ハク
[字訓] かす

[説文解字]

[字形] 形声
声符は白(はく)。白は頭骨、精を失ったものの意がある。酒をこした残りの滓(かす)。〔説文新附〕七上に「糟粕、酒の滓なり」とあり、ものの精粋を失ったものを糟粕という。

[訓義]
1. かす、さけのかす、さけのおり。
2. 魄と通じ、ぬけがら

[古辞書の訓]
〔新字鏡〕糟粕 阿万加須(あまかす) 〔字鏡集〕粕 カス・サケノカス

[下接語]
糟粕

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android